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かげきしょうじょ!!13巻 レビュー

評価:★★★★☆

感想:

まず、戦争の話と紅華歌劇団の話から始まる。

戦争はたくさんのものを奪ってしまうけれど、それでも負けずに歌劇団を復興させた人たち。なぜその人たちは頑張れたのか。それは、人には夢が必要だから。そして、人は一人ではないから。一人ではできないことでも、みんながいれば必ず夢は復活する、そんなメッセージが込められた話だった。

 

そして、さらさの両親の話へ。

さらさの母が初登場。さらさに負けない癖っ毛で、デザイナー?と思われる個性的なキャラ。ニューヨークで夢を追うために、(悲しくもさらさを置いて)海外に行っている。このさらさの母が次の巻からどのような伏線になっていくのか、楽しみだ。この巻の最後で登場したさらさの母の知り合い?ベンジーも、今後物語の中で大きな役割を負っていきそうな伏線が張られていて、楽しみ。

 

この巻は歌劇団の夏休みがメイン。閑話休題といったところか。

100期生にとっては最後の夏休み。これから音楽学校編が終わり、プロ編が始まっていくのかとわくわくさせられる。

 

ちなみに、愛ちゃんの寝起き姿や、猫を可愛がる姿がかわいい

愛ちゃんのデフォルメ姿が可愛くて仕方がない。あの無口で無表情な普段のキャラと、たまに見せるデフォルメ姿のギャップがかわいい。